意外と安い?外国人観光客の一食あたりの平均消費額を調べてみた

意外と安い?外国人観光客の一食あたりの平均消費額を調べてみた

当サイトはこれまで、訪日インバウンドにおける外国人観光客の消費行動と、そのもたらす経済への効果についてまとめてきました。

これまでお伝えしてきたように、2016年現在、2200万人の.外国人観光客が日本を訪れています。

更に2020年の東京オリンピック開催を控え、インバウンド事業は更なる発展を遂げます。

その中で今回は様々ある消費行動の中でも食費にスポットをあて、食費における消費額についてのデータを検討します。

訪日インバウンドにおける消費額

外国人観光客にとっての食費

インバウンドにおいて重要なコンテンツのうちの一つである食事。

外国人観光客にとって大きな魅力を持つ日本食ですので、当然、少なくないお金をかけて楽しむことでしょう。

それは、外国人観光客のそうした考えと同時に、もてなす側の飲食店にとってもビジネスチャンスとなっています。

日本食の魅力、上昇中!

日本食の魅力

出典;京の焼肉処 弘 八条口店(京都駅/焼肉) – ぐるなび

ぐるなびの中国人観光客に対する訪日目的調査によると

「爆買い」という言葉に象徴されるような「買い物」と答えた方は相変わらず最多でしたが、一方、訪日の際に重視することの調査に対しては、「日本の食を楽しむこと」と答えた方が最多となりました。

これまでの記事で、欧米人観光客は、日本食をはじめとする文化への関心が非常に大きいとお伝えしましたが、中国人観光客にも、そういった意識が確実に広まってきているようです。

その中で、まず、飲食店の中でも、外国人観光客が訪れた業種についてです。

「ダイニングバー・ビアレストラン」の91.0%が最も多く、次いで「和食」の89.8%となりました。

1年前と比べて外国人客が増えた飲食店は44.0%。増えた割合が最も高かった業種は「焼き肉・ホルモン・エスニック」で62.1%でした。

このように、和食に限らず、日本の外食産業全体の質の高さが評価されているようです

そして下の表は、国籍別に一食における平均消費額をまとめたものです。

外国人観光客のランチの平均消費額は1,644.6円、ディナーは4,161.5円。

業種別では、ランチ・ディナーともに「和食」が最も高く、ランチが2,500.0円、ディナー5,833.3円でした。

やはり和食への評価は高く、多少財布の紐を緩めてでも、魅力的な日本食を味わおうという考えが伺えます。

一方、最も安いのは「ダイニングバー・ビアレストラン」で、ランチ750円、ディナー2,579円となりました。

ダイニングバーやレストランでは、リーズナブルに高品質な食事が楽しめるため、やはり人気となっています。

業種別消費額

地域別では、ディナーが最も高かったのは「欧米諸国」の来店が多いと答えた店舗で4,537.7円でした。

欧米諸国は日本食を味わうことが観光の主要な目的であるため、その意識が数字として如実に表れています。

地域別消費額

データ:外国人観光客、ランチ平均単価は1,644円 – 最も高額なのはどの地域の人? | マイナビニュース

インバウンド産業を発展させるために 食からのアプローチ

日本食 寿司

出典;寿司 – Wikipedia

外国人観光客の増加により、インバウンド事業は大きな成長と発展が見込まれています。

その中で世界中の人々を惹きつけている日本食は、今後のインバウンド産業の中でもより重要性の高いコンテンツとなるでしょう。

食における平均消費額のデータからわかること、それは、日本食に求められているものです。

ランチでは高品質な食品をリーズナブルに提供すること。

ディナーでは値が張ろうとも最高級の品質、サービスをもって食を提供すること。

以前の記事でもお伝えしたように、インバウンドはリピーター客を数多く抱えています。

今回は食事といった側面から検討しましたが、このような外国人観光客が示すニーズに的確に応えることで、インバウンドの更なる発展が期待できるのではないでしょうか。

この記事のライター

インバウンド事務局