海外からの訪日観光客が多い国ベスト5

海外からの訪日観光客が多い国ベスト5

日本に訪れる外国人観光客の数は2016年に2,000万人を超えています。

大手航空会社やLCCの就航路線拡大に加え、世界各国の経済状況の変化などに伴い、訪日外国人観光客の国籍の多様化に加速がかかっています。

そして、国籍の多様化が進むと当然ニーズの多様化にも繋がります。

暮らしている国、地域やその文化によってそれぞれにはどのような特徴があるのでしょうか?

訪日インバウンドと一括りにされることが多い外国人観光客ですが、今回は国別に特徴をランキング形式でご紹介したいと思います。

訪日観光客数が多い国ランキングベスト5

1位 中国(約500万人)

中国-訪日観光客

総訪日外国人観光客のおよそ1/4を占めているのが中国です。

中国人観光客にとって日本は一番人気の海外旅行先となっています。

彼らの訪日最大の目的はショッピングです。

町中でドラッグストアの袋を持った人を見かけることが多いですが、高品質で種類が豊富かつ安価な日本の化粧品が女性を虜にしているようです。

円安の進行に加え所得額の増加などから、日本で使うお金の額が最も高く、その額は1人当たりおおよそ25万円というデータがあります。(観光庁調べ)

近年FITと呼ばれる個人旅行をする人が増えていますが、中国人観光客は個人旅行の中でも団体で訪日する人が多いです。

2位 韓国(約400万人)

韓国-訪日観光客

韓国人旅行客は日本から最も近い国ということもあり滞在日数が非常に短いのが特徴です。

3日以内の滞在という旅行者も3割程度います。

しかし、その点リピート率が高く韓国人観光客の6割強が複数回目の訪日です。(観光庁調べ)

そのため有名観光地ではなく、ニッチな観光地やグルメに期待している人が多いと言えます。

同じアジアの国ということもあり文化体験にはあまり関心がないようです。

日本で消費する金額も他国と比較して7万円ほどと低く、非日常的な体験よりは食べ歩きなどといったローカルな楽しみ方をしているようです。

3位 台湾(約370万人)

台湾-訪日観光客

台湾は親日国でも知られており、観光客のうち78%が日本食に期待を持って訪日しています。(観光庁調べ)

また、日本のお酒にも高い関心があり、事前に調べる人も多く、日本のグルメを目的に訪日する観光客が多いのが特徴と言えます。

温泉入浴や旅館に宿泊することなど、特別な文化体験はしないまでも日本人らしい体験をすることが人気のようです。

4位 香港(約150万人)

香港-訪日観光客

意外と知られていないのですが、香港は親日国です。

香港からの観光客は中国本土からの観光客と同様に、グルメとショッピングに期待している観光客が多数です。

日本の製品に信頼を置いている人が多く、ブランド品や化粧品に留まらず、家電製品を買うこともあります。

日本からの距離が近い為か日本文化体験にはほとんど関心がなく、グルメ・ショッピング・レジャーといった娯楽目的で日本を訪れる人が多いのが特徴と言えるでしょう。

5位 アメリカ(約100万人)

アメリカ-訪日観光客

ここで初のアジア以外の国がランクインしました。

彼らの言う「クールジャパン」という言葉にも表れる様に、サムライや忍者などといった日本のサブカルチャーに強い関心があるようです。

その為、文化体験のできるスポットや美術館、博物館といった学習目的の観光客が多くいるのが特徴です。

和食に対しての関心はアジア圏の国々と同様に高いのですが、ショッピングに対する関心は比較的低い数字になっています。

当然滞在期間は長いにも関わらず宿泊施設への関心はさほど高くなく、多くの時間を文化体験や観光地費やしたい傾向があると言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご説明したランキングの訪日外国人観光客数top5のうち4カ国がアジア圏の国になっており、日本がすぐ行ける国になっていることが分かるのではないでしょうか?

このことから、東京オリンピックに向けて国籍の多様化はますます加速することが予測されます。

そのため、これからの日本経済には訪日インバウンド客の対策が必須になることでしょう。

この記事のライター

インバウンド事務局