ヒンドゥー教の外国人観光客を対応する際に気をつけるべきことまとめ

ヒンドゥー教の外国人観光客を対応する際に気をつけるべきことまとめ

ヒンドゥー教はインド生まれの宗教であり、世界で3番目の規模の宗教です。

その始まりはインドであり、現在も教徒の約80%がインド人となっており、やはりインドを中心とした宗教ですが、その他にもネパールで多数派になっているなど、アジアで盛んな宗教です。

 ヒンドゥー教の基本知識

ヒンドゥー教徒の生活文化

ヒンドゥー教徒の食文化

出典;世界の様々な食文化をヒントにした新ベジタリアン・メニュー | Hard Rock Cafe Japan

ヒンドゥー教徒は世界にも類を見ないような生活文化を持っています。

ヒンドゥー教徒は、『ヴェーダ』等の天啓聖典、『マハーバーラタ』等の古伝書を聖典として、生活に様々な慣習があります。

その中でも特に食生活に関する文化は特徴的です。そしてそれはインバウンドの際に問題となって浮かび上がってきます。

まずは、食文化の規制についてまとめました。

ヒンドゥー教の聖典は不殺生を文化としていることまた、牛は信仰の対象となっているため、基本的に牛肉を口にすることはありません。

また、肉自体が高価なものであるため、一般階層からはなかなか手の届かない食材であります。

そのため、伝統的な文化として菜食主義が根付いてきました。

現在でもいわゆるベジタリアンが多く存在しており、インドでは現在でも半数以上がベジタリアンとなっています。

しかしながらベジタリアンにもいくつか種類があり、その厳密性は身分やカースト(ヒンドゥー教特有の身分制度)によって異なります。

一般的に、高カーストの人々(身分の高い人々)は厳しい規律を課されていることが多く、卵や魚を含む動物性の食物全てを決して食べることはありません(ピュア・ベジタリアン)。

その他の人々も、やはり身分によるところになりますが、魚や卵・乳製品などの食材は食す、ベジタリアンとして生活しています。

いずれも、肉を口にすることはないといった点ではカーストに関係なく共通しているところです。

さらにヒンドゥー教徒はお酒を口にする機会も極めて少なくなっています。

ただし、肉食ほど明確に禁止されているわけではなく、例えばインドにおいては町の裏地に入っていけばお酒を購入することができます。

以上のように、ヒンドゥー教徒には無宗教とされる日本はおろか、他の宗教から見てもいささか厳格な食文化に関する規制が存在しています。

ヒンドゥー教徒の訪日インバウンド対策

さて、インバウンドに話を戻します。

ヒンドゥー教徒に対する最も効果的な対策は、やはりベジタリアン向けレストランの出店やメニューの企画になるでしょう。

NPO法人 日本ベジタリアン協会」は、ベジタリアン向けレストランやベジタリアン向けメニューを展開しているお店の一覧を示しています。

ここでは、やはり観光地である東京都・神奈川県・京都府・大阪府には多くのベジタリアン向けレストラン、もしくはメニューの展開があることが分かります。

やはり、観光地ではいち早くヒンドゥー教観光客への対策を打ち出しているようです。

これからのヒンドゥー教観光客対策

東南アジアは現在経済成長を続けています。

今後更なる成長を続けていくことが予測される東南アジア諸国からのインバウンドは、より活発なものになっていくことでしょう。

東南アジア諸国の宗教には無宗教とされる我々日本人からは多少の違和感を感じる文化が数多く存在しています。

しかし裏を返せば、そこには多くのニーズが点在しているということです。

彼らの文化を理解するところから始め、具体的な施策を打ち出すことができれば、それはインバウンド産業における成功を意味します。

このビジネスチャンスをぜひ獲得してください!

この記事のライター

インバウンド事務局